プログラム
基調講演: 「英語教育」に「コミュニケーション」の矢を放つ
講師:榎本剛士(大阪大学大学院人文学研究科准教授)
講演概要: 英語を教えたり、学んだりすることは、紛れもなく、特定の時代の中で行われる社会・文化的実践であり、その意味は決して「教室」の中だけで完結するものではない。そうであるならば、「英語教師は、英語を教えることで何をしているのか」「生徒は、英語を学ぶことで何をしているのか」という問題についてなるべく現実に即して考えるためには、英語を教えること・学ぶことそれ自体を、アイデンティティ、権力関係、イデオロギー、歴史といった要素と密接に結びついた「コミュニケーション」として捉える視座が不可欠ではなかろうか。 本講演では、主に言語人類学、社会言語学、語用論の視点から、ともすれば私たちの「教育的まなざし (educational gaze)」によって覆い隠されてしまいがちな「英語教育」の姿に光を当てることを試みる。その姿は、私たちが描く(描きたい)自画像とは異なるかもしれない。しかし、このような営為の目的はもちろん、誰かを責め立てることではない。自らの実践を生み出している、また、制約している様々なコンテクストに批判的な眼を向けることを通じて、より自由で創造的な実践を目指すために、「英語教育」に向けて「コミュニケーション」という名の矢をともに放ちたい。 特別講演講師 プロフィール 大阪大学大学院人文学研究科言語文化学専攻准教授。1978年、愛知県生まれ。 立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科異文化コミュニケーション専攻博士後期課程満期退学。博士(異文化コミュニケーション学)。 芝浦工業大学デザイン工学部特任准教授、金沢大学国際基幹教育院准教授を経て、現職。 専門は言語人類学、語用論、記号論。 [著書] 『ポエティクスの新展開:プルリモーダルな実践の詩的解釈に向けて』(共編、ひつじ書房、2022年) 『よくわかる英語教育学』(共編著、ミネルヴァ書房、2021年) 『学校英語教育のコミュニケーション論:「教室で英語を学ぶ」ことの教育言語人類学試論』(単著、大阪大学出版会、2019年) 『言語人類学から見た英語教育』(共著、ひつじ書房、2009年) [論文] 「コミュニケーション論から考える『ことばの教育と平和』:日本における英語の教育はいつまで『英語教育』でなければならないのか」佐藤慎司・神吉宇一・奥野由紀子・三輪聖編著 『ことばの教育と平和:争い・隔たり・不公正を乗り越えるための理論と実践』(明石書店、2023年) 「『英語教育』の指標的類像として見る『英語の授業』」片岡邦好・武黒麻紀子・榎本剛士編『ポエティクスの新展開:プルリモーダルな実践の詩的解釈に向けて』(ひつじ書房、2022年) 「対抗する言葉としての『コミュニケーション』:英語教育の現場から」柿原武史・仲潔・布尾勝一郎・山下仁編著『対抗する言語:日常生活に潜む言語の危うさを暴く』(三元社、2021年) など
シンポジウム 日本の英語教育の将来:AIの衝撃-英語教室はどう変わるのか?
コーディネーター:石井 雄隆(千葉大学・理化学研究所)
登 壇 者 :石井 雄隆(千葉大学・理化学研究所)・水本 篤(関西大学)・柳瀬 陽介(京都大学)
概要: 近年のChatGPTなどの生成AIや機械翻訳の技術発展は目覚ましい。本シンポジウムでは、AIは英語教育にどのような影響を与えるのか、またAI時代の英語教師には何が求められているかについて検討する。はじめに、AIツールを用いた英語学習における学習者のエンゲージメントについて研究結果を基に述べる。次に、ChatGPTをもちいた一連の研究成果と、その結果から現在の教室内での英語教育に還元できる内容を議論する。最後に、AIの言語生成と人間の言語使用の違いを踏まえた上での英語教育の発展について論ずる。それぞれの登壇者の発表を踏まえ、今後の英語教育はどう変わっていくのか、またAI時代の英語教育はどうあるべきかについて議論する。
課題研究フォーラム1年目
1.中高における英語語彙指導の目標と指導を考える (担当:北海道英語教育学会)
コーディネーター:笠原 究(北海道教育大学)
提 案 者 :岩田 哲(北海学園大学)・鈴木 健太郎(北海道教育大学)・
田中 洋也(北海学園大学)・濱田 裕介(北嶺中・高等学校)・
リン アイビー(札幌学院大学)
概要: 語彙は言語コミュニケーションにおいて中心的な役割を果たす。学習指導要領における扱う語彙数の多さや語彙の多面性 (e.g., 形式、意味、使用) を踏まえると、どの語彙をどこまで学習すべきか、それをどのように指導計画に落とし込んでいくかを考える必要がある。そこで本フォーラムは、中高で身に付けるべき語彙学習の目標を設定するとともに、指導の在り方を提案することを目指す。1年目である今年は、受容語彙と産出語彙に関する認識について、教員を対象に実施した調査の結果から語彙指導の目標について検討する。
2.通常の学級での英語授業における学習者支援 (担当:中国地区英語教育学会)
コーディネーター:大谷 みどり(島根大学)・猫田 英伸(島根大学)
提 案 者 :坂田 直子(島根大学教育学部附属義務教育学校後期課程)
嵐谷 恭子(島根県出雲市立第三中学校)
三成 拓亜(島根大学教育学部附属義務教育学校後期課程)
川谷 のり子(島根大学教育学部附属学校園学習生活支援研究センター)
赤木 綾香(鳥取県立境港総合技術高等学校)・村田 美和(高崎健康福祉大学)
概要: 日本の英語教育は高度化が求められる一方で、英語学習に躓く子どもたちの支援は、個別最適な学びが重視される中、喫緊の課題である。本フォーラムでは英語学習に困難を感じる子どもたちへの具体的な支援方法を探るとともに、学習全般に難しさを感じる子どもたちへの動機付けの方法も探っていきたい。1 年目は、「学びのユニバーサルデザイン」(Universal Design for Learning Learning)を軸に、1 ) 活動のゴールは変えずに子どもたちの学び方に即した学び方の選択肢(オプション)を提供するアプローチ、2 ) 留学生と交流し、学んだ英語を実際に使うことによって英語学習の意義を再認識させ、動機付けを高めるアプローチ、そして3 ) 一人一台端末を駆使する時代を迎え、ICT を支援の視点で効果的に活用するアプローチの実践発表を通して、フロアの皆さんとともに、通常の学級での英語学習における「もはや特別ではない支援」について考えていきたい。
課題研究フォーラム2年目
1.「英語教育研究者のための研究倫理:ガイドライン原案・制度改革・研究倫理教育の提案」
(担当:中部地区英語教育学会)
代表登壇者 :草薙 邦広(県立広島大学)
プロジェクトメンバー:草薙 邦広(県立広島大学)・浦野 研(北海学園大学)・田中 洋也(北海学園大学)
加藤 由崇(中部大学)・川口 勇作(愛知学院大学)
概要: 中部地区英語教育学会(CELES)では、課題別研究プロジェクトとして、英語教育研究を対象とした研究倫理指針の提案を最終目標として、令和4年度より継続的に研究倫理および個人情報保護の手立てについて検討を継続してきた。本フォーラムでは、2023年度全国英語教育学会香川研究大会、同年度中部地区英語教育学会岐阜大会における議論を踏まえ、研究成果として「英語教育研究者のための研究倫理ガイドライン原案」の提案を行う。加えて、英語教育研究をよりよいものとするような学会等における制度改革や、学会、そして教育機関を主体とする英語教育者、英語教育研究者向けの研究倫理教育のあり方について議論したい。
2.「エンゲージメントを引き出す英語授業-小中高での実践から-」(担当:関東甲信越英語教育学会)
コーディネーター:廣森 友人(明治大学)
提 案 者 :廣森 友人(明治大学)・俣野 知里(京都市立二条城北小学校)
胡子 美由紀(広島市立美鈴が丘中学校)・泉澤 誠(武蔵野中学高等学校)
概要: 「エンゲージメント」(engagement)とは、生徒のやる気と行動を結びつける新しい動機づけ概念です。エンゲージメントは、単に生徒のやる気を引き出す(高める)だけでなく、そのやる気が実際の行動に結びつくプロセスを理解しようとする試みであり、実践的なアプローチを提供します。やる気や動機づけという概念はやや抽象的な響きがありますが、エンゲージメントは生徒がやる気になった姿を具体的に捉えることを可能にします。これは教師にとっても直感的に理解しやすい概念です。本フォーラムでは、生徒を教室内外における英語学習にどのようにエンゲージさせるか、そのために何ができるかに関して、小中高での実践例を紹介します。各実践を通じて、参加者は生徒のやる気と行動をより効果的につなげるためのコツとヒントを得ることができるはずです。
授業研究フォーラム
1.「『指導と評価の一体化』の実践課題-小・中・高での実践研究-」(担当:関西英語教育学会)
コーディネーター:今井 裕之(関西大学)
提 案 者 :羽渕 弘毅(兵庫県西宮市立甲陽園小学校)・狩野 伸行(大阪府堺市立上野芝中学校)
有嶋 宏一(鹿児島県総合教育センター)
概要: 2023年度香川大会において同一タイトルで行った授業研究フォーラムに続く2回目の発表となる。前回は「資質・能力の三つの柱(知識及び技能、思考力・判断力・表現力等、学びに向かう力・人間性等)」の中でも特に「主体的に学習に取り組む態度」の育成と評価に焦点をあて、指導と評価の実践上の課題を提議した。今回の授業研究フォーラムにおいては、前回の提議・提案を踏まえた実践事例に加えて、現行の学習指導要領に基づく「指導と評価の一体化」に関わる調査研究の結果の分析も踏まえ、資質能力の三つの柱を育成するために小・中・高の教員が共有・協働できる今後の教育課題を提議する。
2.「やりとりの充実を目指した取り組み―題材内容を意識した言語活動を通じて」(担当:東北英語教育学会)
コーディネーター:若有 保彦(秋田大学)
提 案 者 :鈴木 幸恵(宮城県宮城野高等学校)・高橋 淳(兵庫県立淡路三原高等学校)
三浦 京介(岩手県立山田高等学校)
概要: 本フォーラムでは「発表を行った生徒に対して別の生徒がフィードバックを行う時に、なかなか話が広がらない」「生徒同士でやりとりを行う際に、話が広がっていかない」などの課題を解決することを意識した授業実践とその成果、課題等を発表する予定です。具体的には、(1) 教科書の題材内容に関する教師と生徒のやりとり、(2) 教科書の題材内容に関する生徒同士のプレゼンテーションの活動の実践、(3) Sustainable Development Goals(SDGs)に関する海外の生徒とのオンラインでのプレゼンテーション及びやりとりの言語活動の実践、といったアプローチを通じて、最終的に生徒同士のやりとりを充実させることを目指した取り組みについて紹介いたします。
大学生・大学院生フォーラム
1日目 「大学生・大学院生のための交流の場」
司 会:細田 雅也(成城大学)
2日目 大学生・大学院生のためのキャリアパス
「君はなぜ研究を志すのか?―日本とアメリカの大学院での経験から―」
司 会:鈴木 健太郎(北海道教育大学)
登壇者:鈴木 祐一(神奈川大学)
概要: 本フォーラムは福岡研究大会の2日間にわたってお昼に開催されます。 1日目は、参加者の皆さまでグループを作り、情報交換や交流をしていただく予定です。 2日目は、若手の先生をお招きし、現職に至るまでの体験談や実際に就職して感じたことなどを伺いながら、英語教師・研究者のキャリアパスについて考えを深めていきます。
ワークショップ
1.「思考・判断・表現を育てる指導と評価」
講 師:山本 孝次(愛知県立刈谷北高等学校)
概要: 「思考・判断・表現」育成のための指導や評価の参考になるものとして、改訂版Bloom’s Taxonomyがある。このBloom’s Taxonomyでは、学んだ情報を取り扱う思考レベルとして「Remember → Understand → Apply → Analyze → Evaluate → Create」があると認識していて、この順に複雑化していくものだと説いている。また、この中の「Analyze、Evaluate、Create」をHigher order thinking skills (HOTS)と分類している。発表者は、このHOTSを使う必然性のある活動を授業に組み込むことが指導のポイントであると考えている。そして、その活動に取り組めているか、その思考活動を通して自分の意見を形成し、それを表現できているかが評価のポイントであると考えている。 このワークショップで発表者は、地球規模課題をトピックとした英文を用いて、「思考・判断・表現を育てる」ためのHOTSを使う活動やその活動や成果物に対する評価方法を示すことを試みる。また、参加者同士で今まで行ってきた「思考・判断・表現を育てる」ための指導や評価方法の例をシェアし合うことを考えているので、指導のための活動や評価のための問題や課題及びその評価基準などを示したハンドアウトを5部ほど用意して参加していただけましたら幸いである。
2.「教師が学び合う学校づくり・チームづくりの戦略」
「野火的な「フェス型組織」 学び続ける教員集団 Team the Harvest」
ファシリテーター: 松山知紘(大阪府立大手前高等学校)代表
Harvest JASELE PT:
岩田 慶子(神戸市立星陵台中学校)神戸支部監事
北川 章子(茨木市立西中学校)北大阪支部事務局
坂上 渉(亀岡市立亀岡川東学園)京都支部支部長
芹澤 和彦(大阪高等学校)北大阪支部支部長
山城 永倫美(枚方市教育委員会)北大阪支部監事
概要: 現在学校を取り巻く【枠】は非常に工夫され、常に改善されています。しかしながら非常に強固でもあるので、枠組みを超える発想はなかなか出てきませんでした。ある時、誰かが英語という『窓』から外を眺めてみました。すると、似たような【枠】内で奮闘していた人たちが【枠】からはみ出して、一緒に【軸】を作り始めました。【軸】はやがてあちこちで学びの心に火をつけ、まるでお祭りのように大きな炎となりました。私たちは学びの【軸】をこのようなフェス型組織として構築し、また【枠】内に戻り松明を引き継いでいきました。人間が持つ『自然な学び』を妨げないために、大切にしていきたいのは【枠】ではなく【軸】である。本ワークショップでは、そんなビジョンを共有し、枠組みを超えて学びの輪を作り出そうとしている私たちの取り組みについて、それぞれのメンバーの学びの集団作りを具体的にお話させていただきたいと思います。
3.「英語教師の指導をアップデート」〜外国語教育研究の知見から眺める学習指導要領〜
講 師:奥住 桂(埼玉大学)
概要: 今年度より高等学校においても現行学習指導要領へ完全移行し、いよいよ小中高で一貫したカリキュラムでの英語教育が実施される環境が整いました。一方で、新しい3観点に基づく指導や評価の方法については、いまだに戸惑いながら授業やテストを考えている先生も数多くいらっしゃるようですし、大学においても教職課程での学生への指導に悩む先生が多いと聞きます。 本ワークショップでは外国語教育研究で語られる様々な視点から日本の学校英語教育(特に学習指導要領)を見つめ直すことを試みます。具体的には、①「知識・技能」と文法の「機能」について、②「思考・判断・表現」とTBLT(タスクベースの言語指導)について取り上げます。実際に教科書などを題材に言語活動やテスト問題を検討し、生徒への英語指導(や学生への指導法指導)をアップデートする機会になればと考えています。
地域特別企画
1.「小学校外国語における学習の個性化を支える学習環境としてのICTの活用」 (小学校)
コーディネーター:大田 亜紀(別府大学短期大学部)
講 師 :高田 実里(熊本市立長嶺小学校)
概要: 2020年度から小学校中学年で外国語活動、高学年で外国語科が全面実施となり、丸3年が経過した。わくわくしてスタートする3年生からの外国語活動だが、5・6年生頃になると「外国語は難しい」「外国語は苦手」と話す子供たちに出会うことも多い。教室にいる子供たちの興味・関心は様々で、一つの題材を設定してもそれに関する「思いや考え」も多様である。また、得意な表現の仕方や個に応じて学び方も異なる。だからこそ、コミュニケーションを通して友達の思いや考えを知るおもしろさに出合うことができ、共に学ぶことで様々な表現や自分にとってより効果的な学び方を習得することができると考えている。このような、学習の個性化を支え、子供同士のかかわりを促す学習環境としてICTを捉え、その活用を提案したい。今回のワークショップでは、多くの自治体、学校で使用されているロイロノートスクール等のアプリを実際に活用しながら、小学校で実際に行っている学習場面の一部を体験していただけたらと考えている。 ※可能な方はご自分の端末に「ロイロノート・スクール」のアプリをインストールしてご参加ください。ワークショップ用のIDとパスコードを用意する予定です。
2.「生徒のエンゲージメントを高める授業デザインの工夫」(中学校)
コーディネーター:入江 有希(鹿児島市立長田中学校)
講 師 :石塚 直貴(鹿児島市立伊敷中学校)・桂木 唯尋(鹿児島市立河頭中学校)
概要: 学習者の中には、授業には出席しているものの、学習にあまり夢中になっていない者もいれば、課題への取り組みを放棄する者もいる。しかし、ほとんどの学習者は通常、授業に退屈したり受け身になったりしたいわけではなく、夢中になりたいと願っていると考えられる。したがって、授業デザインの工夫を通して、学習者の心を強く引きつけ、夢中になって課題に取り組みたくなるようにすることが求められる。そのような授業を目指し、「学習者エンゲージメント」に注目して授業デザインの工夫を行った。本発表では、①スモール・ラージタスク設定や活動等を通したエンゲージメントの喚起、②個別化学習やラージタスクへの関与等を通したエンゲージメントの維持、③振り返りやフィードバック等を通したエンゲージメントの強化・習慣化、以上の3点を通した生徒のエンゲージメントを高める授業実践を紹介する。 ※ 当日のワークショップでは、エンゲージメントを高めるための授業実践を体験していただきます。参加者の皆さんは、可能でしたら、WI-FIにつながる情報端末をご持参ください。
3.「英語が苦手な生徒も英語学習が楽しくなるICTを活用した指導」(高等学校)
コーディネーター:坂口 寛子(福岡県立春日高等学校)
講 師 :松村 友美(長崎県立長崎北高等学校)
概要: 現在、生徒一人ひとりが端末を手にし、生成AIをはじめとする様々なデジタルツールの普及により、英語の授業も大きく変化しつつある。海外動画を使った授業のように以前は準備に時間と手間を要するため敬遠される傾向にあった活動も、今では気軽に授業に取り入 れやすくなった。このような活動は、生徒の4技能をバランスよく伸長させるだけでなく、多様な「考え方」や世界の「今」を授業に取り入れることを可能とする。また、デジタルツールを使用する大きな利点に、教材の難易度調整が容易であることも挙げられる。今回のワークショップでは、このようなデジタルツールの利点を生かし、英語学習者の中でもスローラーナーに焦点を当てた教材作成方法をご紹介したいと思います。